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Asia Travel Magazine

チェンマイで絶対食べるべき一杯|ニマンヘミンで見つけるカオソーイの名店5選
グルメ 🇹🇭 Thailand

チェンマイで絶対食べるべき一杯|ニマンヘミンで見つけるカオソーイの名店5選

チェンマイ・ニマンヘミンで地元客が通うカオソーイ名店5選を徹底紹介。価格・営業時間・ローカルのコツも完全網羅。

| 8分

チェンマイに来たなら、カオソーイを食べずには帰れない。タイ北部を代表するこのカレー麺は、濃厚なココナッツミルクのスープと揚げ麺の食感が織りなす、一度食べたら忘れられない一杯だ。今回は地元チェンマイっ子が足繁く通うニマンヘミンエリアで、本当に旨いカオソーイを出す名店5軒を厳選して紹介する。

ベストな訪問時期・時間帯

チェンマイのベストシーズンは11月〜2月。乾季にあたり気温も25℃前後と過ごしやすく、屋外席でゆっくりとカオソーイを楽しむには最高のコンディションだ。3月〜5月は煙霧(スモッグ)シーズンで空気の質が下がることがあるため、食事中も屋内席を選ぶと快適に過ごせる。

ランチタイムは11:00〜13:30が最もにぎわい、人気店では行列ができることも珍しくない。地元客の多くは開店直後の11時台に訪れる傾向があり、この時間帯は麺のゆで具合も最良の状態だ。週末は観光客が増えるため、平日の訪問が席の確保という点でも望ましい。

カオソーイの名店5選

カオソーイ・ニムマン(Khao Soi Nimman)

ニマンヘミン通りの路地裏にひっそりと構えるこの店は、地元のオフィスワーカーや大学生が日常的に通う隠れた名店だ。スープは鶏ガラとスパイスを長時間煮込んだ深みのある味わいで、表面に浮かぶ赤みがかったチリオイルが独特のコクを生み出している。揚げ麺のサクサク感と、スープに浸った柔らか麺のコントラストが絶妙で、一杯の中に複数の食感が共存している。地元客が必ずと言っていいほど追加注文するのが、卓上に置かれた自家製ピクルス——塩漬けにした青唐辛子と紫玉ねぎで、スープの重さをリセットしてくれる。

カオソーイ・ラムドゥアン・ファーハム(Khao Soi Lamduan Faham)

チェンマイのカオソーイ界隈では知らない人がいないほどの老舗で、創業から50年以上の歴史を持つ。ニマンヘミンエリアから少し離れたファーハム地区に本店があるが、ニマンヘミン近くの支店も地元で高い評価を受けている。スープは他店と比べてスパイスの層が複雑で、カルダモン・シナモン・クミンの香りが鼻腔をくすぐる。麺は手打ちに近い太めの卵麺を使用しており、スープとの絡みが格別だ。タイのフードメディアでも繰り返し取り上げられており、その評価は折り紙付きと言える。

カオソーイ・プラチャック(Khao Soi Prachak)

ニマンヘミンの中心部から徒歩圏内にある中規模のダイニングで、モダンなインテリアながらも味は正統派タイ北部スタイルを守り続けている。特筆すべきはスープのベースで、ヤシ砂糖をカラメル化して加えることで生まれるほのかな甘みが、辛さの中に独特のバランスをもたらしている。牛肉カオソーイを頼むと、12時間以上煮込んだブリスケットが丸ごとのっており、フォークで触れただけでほぐれるほどの柔らかさだ。観光スポットとしての知名度は低いが、地元の食通の間では「チェンマイで一番バランスの良いカオソーイ」との声も多い。

カオソーイ・ナムンウン(Khao Soi Namngoen)

ニマンヘミン通りから一本入った静かな路地に面したこの小さな店は、テーブルが6卓しかない家族経営の食堂だ。プラスチック椅子と古びたメニュー表が生活感をにじませているが、一口スープを飲んだ瞬間に訪れる人を黙らせる力がある。スープの色は濃いオレンジがかった赤で、大量のターメリックとチリペーストを炒め合わせたルーから作られている。表面を覆う油の層が熱を閉じ込めるため、最後の一滴まで温かさが続くのも魅力だ。常連客は「他の店に行っても結局ここに戻ってくる」と話す。

カオソーイ・ドイチャン・カフェ(Khao Soi Doi Chang Café)

チェンマイ山岳地帯の高級コーヒーブランド「ドイチャン」が手がけるカフェで、カオソーイをコーヒーと一緒に楽しめるユニークな業態だ。スープは伝統レシピを踏襲しつつも、山岳民族から受け継いだハーブを独自にブレンドしており、フレッシュなバジルとレモングラスの香りが全体を軽やかに引き締めている。カフェスペースに囲まれた清潔感ある環境は、屋台系の食堂が苦手な旅行者にとって最初のカオソーイ体験に最適な場所だ。ニマンヘミン通りのおしゃれなエリアに位置しているため、食後のショッピングにも便利なロケーションを誇る。

動線おすすめ(ハーフデイプラン)

カオソーイはランチ専門の店が多く、午後には閉まってしまう店舗も少なくないため、午前中を起点にした半日プランが最も効率的だ。

5軒を全部食べるのは健脚な食いしん坊向け。2〜3軒を選んで丁寧に味わうのが、旅の満足度を高めるコツだ。

予算・移動・予約

一杯あたりの相場は60〜150バーツ(約260〜650円)。5軒を全部まわっても合計500バーツ(約2,200円)以内に収まる。チェンマイ旧市街やその他エリアから移動する場合はソンテウ(赤い乗り合いトラック)が最も安価で、ニマンヘミン方面への移動は30〜50バーツが目安。タクシーアプリGrabを使えば事前に料金が確認でき、100〜150バーツ程度でほとんどのホテルから乗り付けることができる。

カオソーイ専門店の大半は予約不要。ただしカオソーイ・ラムドゥアンのような有名店は観光シーズン中(12月・1月)の週末に長蛇の列ができることもあり、開店前の10〜15分前に到着することを強くすすめる。ドイチャン・カフェはオンラインテーブル予約には非対応だが、収容人数が多いため通常は待たずに入店できる。

必ず知っておきたいヒント

まとめ

カオソーイは、チェンマイという土地とそこに生きる人々の歴史が凝縮された一杯だ。鮮やかなオレンジ色のスープ、揚げ麺の香ばしさ、そしてライムを絞った瞬間に広がる酸味——その複雑な味わいは、どのタイ料理本にも書ききれない体験を与えてくれる。ニマンヘミンの路地を歩きながら、観光客が見落としがちな小さな食堂に足を踏み入れてみてほしい。チェンマイ旅行の記憶として、きっと最も鮮明に残る瞬間のひとつになるはずだ。

今すぐできるアクション: Grabアプリをインストールし、ニマンヘミン通りを目的地に設定するだけで、チェンマイ最高のカオソーイ体験への扉が開く。予算は500バーツあれば十分——今日の昼食を決めよう。

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